赤ちゃんが生まれると、お母さんお父さんはついつい自分のことを後回しにしてしまいがち。
なかなか温かいご飯を食べたりお茶を飲んだりすることができなくなることもありますよね。
そんな慌ただしい日々にほっと一息つける戸塚区にある「こまちカフェ」をご紹介します。
こまちカフェはJR・横浜市営地下鉄戸塚駅から商店街を通って徒歩7分ほどの場所にあります。
「子育てを、まちでプラスに。」というスローガンを掲げて、居場所づくりやウェルカムベビープロジェクトを推進するNPO法人こまちぷらすが運営しています。

赤ちゃんといっしょでも安心して過ごせます
玄関で靴を脱いであがるカフェにはキッズスペースがあったり、バウンサーやバンボを借りられたり、さまざまな年齢の子どもたちが過ごしやすいように工夫されていました。
平日のランチタイム(11時~14時10分)には、見守りのボランティアスタッフさんがいて、サポートをしてくれます。
見守りのスタッフさんは、こまちぷらすの理念に共感した地域の方が担ってくれているとのこと。
お母さんお父さんにも温かい食事を味わってほしいという思いや、ちょっとだけ人を頼る練習をしてほしいという気持ちで、抱っこであやしてくれたり、いっしょに遊んだりして見守ってくれます。

健康的な食事
こまちカフェで提供される食事は、季節毎にメニューが変わります。新鮮な野菜がたっぷり使われていて、乳製品・卵・小麦粉は入っていません。アレルギー源を避けているのは、もしアレルギーがあっても、同じ食卓で同じものが食べられる喜びを感じられるようにという思いが込められています。キッズメニューもあります。

いろいろな楽しみ方
こまちカフェには扉で隔たれたレンタルスペースがあり、ほぼ毎日、セミナーなどのイベントが開かれています。「~不登校ひきこもりの親ができること~ほっとひと息金曜日」「ケアラーズカフェえんがわ」「でこぼこの会」など、親の介護や子どもの発達など気になる課題について語り合えるこまちカフェ主催のお話し会もあります。親子向けやパパ向けのイベントがカフェスペースで開催されることもあります。ただその場にいて他の方の話しを聞いているだけでも安心できるような雰囲気づくりを心がけているそうです。
壁際の棚では、作家さんによるハンドメイドの雑貨が販売されていて、家族やお友達へのプレゼントを買いにふらりと立ち寄るお客さんもいるとのことでした。

感想を聞いてみました
11ヶ月のお子さんを連れて、お食事中の方に一言、お話しを伺ってみました。
「自分では作れないほど品数いっぱいのごはんが食べられるのが健康的で助かります。裸足であがって遊べるのもうれしいポイントで、好奇心旺盛な娘にとってもこういう場はありがたいです」とのことでした。

店長さんより一言
こまちカフェ店長荒井裕子さん

こまちカフェを訪れた方から「ここに来ると元気になる!」という声が聞かれます。たとえ嫌なことや我慢していることがあっても、ここでは自然と笑顔になれるような雰囲気や空気感を伝えられたらと思っています。外出は準備などもあって大変かもしれないけれど、外に出ることで感じられることがあると思うので、気軽に立ち寄ってほしいです。スタッフとおしゃべりするだけでも大歓迎です!
取材後記
実はわたしも自分の子どもが保育園に通う前の赤ちゃんのころにこまちカフェで食事をしたことがあります。その当時は、家事や育児に追われて、一杯のお茶ですら冷めないうちに飲むというのが難しいと感じていましたが、カフェのスタッフさんや見守りのボランティアさんの温かい雰囲気に癒され、少しずつ、肩の力を抜いて人を頼れるようになっていきました。カフェでのおしゃべりやおいしい食事で、ママがリフレッシュして笑顔を取り戻すことが、子どもたちにとってもきっと良いことだと実感しました。
取材中も、あちらこちらから楽しそうな声や体を気遣う声が聞こえてきましたよ。機会があれば、ぜひ、行ってみてくださいね。
(基本情報)
営業時間:月曜日~土曜日 10:00~17:00
ランチは11時からと12時40分からの2部制/ランチの前後はカフェタイム
*事前に電話かホームページからウェブで予約すると確実です
こまちカフェホームページ https://comachicafe.com/
(スタッフH.M)
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