「横浜子育てサポートシステム」で地域とつながろう!➁

毎日暑いですね。

今月のテーマは先月に続き「子育てサポートシステム」。
今回は「利用(お子さんを預ける)」と「提供(お子さんを預かる)」の両方をしている両方会員さんへのインタビューをお届けします!

 

お話を伺ったのは、大芝桂子さんと池田伸子さん。両方会員として現在も西区で活躍されていて、ともに小学校高学年のお子様がいらっしゃいます。

 

ーまずはじめに、利用する立場としては、どういう風に感じたか教えてください。

池田さん:未就園児の子育てはとても大変だったので、提供会員さんの存在は心強く、おかげで近所に繋がりができたことがとてもよかっです。
大芝さん:利用したことで、近所とのつながりができたのがとてもよかったです。ただし急な利用には向いていないとは思います。翌日急に仕事が入ったという時には、利用できないことが多く、その時は保育園などの預かりやちょっと高いけれど民間のシッターなどに電話をかけまくりました。加えて大変だなと思ったのが、預かる前に両者とコーディネーターと一緒に行う事前打ち合わせです。育児中はとにかく時間に追われて忙しいので、申込書の記入や日取りの調整などを含め、事前打ち合わせが負担に感じることがありました。
池田さん:そうそう、大変でした。でも、どのような方がわが子をみてくれるのかという不安もあったので、事前打ち合わせの大切さを感じていました。
大芝さん:提供会員になってみてわかったのですが、利用会員さんがあらかじめ色々なパターンの預け方を考えておいてくれると、事前打ち合わせを1回ですませてしまうことができます。例えば基本的にはおうちでお子さんを預かってもらうけれど、ぐずることなども想定して普段利用している近所の公園やショッピングエリア、そしてそこまでの道順も同時に確認するといった方法です。それから子育てサポートシステムに登録することについても、地域子育て支援拠点にある横浜子育てサポートシステム各区支部のコーディネーターが間に入って利用会員と提供会員をつないでくれますし、最初の一歩である説明と登録が以前に比べて安心してできるようになったのではと思います。これから登録されたり、事前打ち合わせされる方の参考になるといいのですが。
 
―では、続いて提供会員にもなった理由は何でしょうか?
池田さん:利用して良かったので、それを今度は自分が恩返ししたかったことと、地域の身近なところでできることです。           
大芝さん:普段は子どもに関わる仕事をしているのですが、育児は本当に大変なので『地域のおばちゃん』という立場で子育てに関わりたかったからです。
 
ー両方会員をやってよかったなと思うことは何ですか?
池田さん:お子さんをみることが楽しみです。ケガがないようになど責任もありますが、保険で補償もされますしコーディネーターさんが何かあった時には間に入ってくださるので安心です。地域との関わりやママとの関わりが楽しくて。とにかく良いことのほうが想像以上に多く、自分の世界もひろがりました。それから少し話がそれますが、「子育てサポートシステム」をより多くのみなさんに知って欲しいです。例えば近所のお子さんを子育てサポートシステムとは関係なく預かった時に、お返しに高価なお菓子をいただいて恐縮してしまうことがあり、もし子育てサポートシステムを利用すればお互い割り切って気軽に預けたり預かったりができるのではと思います。
大芝さん:私は出産後この地域にきたので、未知の場所で子育てをするのが不安だったのですが、子育てサポートシステムによって一つひとつ地域に繋がりを増やしていけました。自分の不安を一緒に解決してもらったり。新しい出会いとご縁が、住んでいる街のなかで続いていくのだなと実感しています。自分の子育てが大変な時期を乗り越えひと段落したので、今度は大変な子育てをしている方を助ける側になりたくて。お世話をしているというより、楽しく一緒に遊んでいる感覚です。        
池田さん:それから、うちは一人っ子なので、預かった小さいお子さんと我が子が一緒に過ごすことによって「きょうだい」の経験もさせることができたり、小さな子の面倒をみることによって将来にもつながるような体験をさせてあげられるのもよかったです。そしてかつて見ていただいた提供会員さんが街中で我が子をみて「大きくなったわね~」とか「あの時は○○だったね」と声をかけてもらったり、また逆に利用会員さんのお子さんが「○○さんだ!!」って私のことを見つけてくれて笑顔で呼んでもらえたりするのが嬉しいです。
大芝さん:うちも同じく一人っ子なので、「きょうだい」の経験をさせてあげられるのはよかったです。昔使っていたおもちゃを出してきて「かしてあげていいよ!」とか、「自分が小さいときはどうだった?」など親子の会話も広がりました。
 
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今回大芝さんと池田さんのお話を伺ってみて、「子育てサポートシステム」をきっかけに家族のなかや地域のなかで人との関わり合いのとても良い循環が生まれているのだなと感じました。そして地域のなかで繋がることの喜びと大切さを私自身が学ばせていただきました。また、お二人が楽しみながら関わっていることも印象的でした。

池田さんと大芝さんの想いが、はじめの一歩に不安を感じていらっしゃるみなさんにとって後押しになりますように!

ぜひお近くの地域子育て支援拠点のドアを叩いてみてください。笑顔でコーディネーターが迎えてくれますよ(^^♪

 

●横浜子育てサポートシステム西区支部(スマイル・ポート内)045-211-9707

●他区の支部はコチラから

(M.S.)

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