都筑区って良いな♪

コロナ禍での生活で、遠くへの旅行より近場で遊びに行くことが多くなりましたね。今回の「楽しもう!ヨコソダテ♪」では「横浜都筑の・港北ニュータウンの緑道探索と地元野菜を楽しむモニターツアー」にお子さんと参加したスタッフが近いけど中々行くことが無かった横浜市都筑区の魅力をお伝えします。

今回のバスツアーは横浜駅で集合し、首都高横羽線から横浜北線を利用して港北インターで降りました。港北インター付近は崎陽軒の工場やIKEA港北があるエリアで、都筑区の南側にあたります。そこから北上し、仲町台、センター南を通り、センター北駅で参加者をピックアップし、最初の目的地である鴨池公園(都筑区西側、最寄り駅は都筑ふれあいの丘駅)に到着しました。

都筑区の緑道は公園から公園に渡る道として作られているようです。今回、鴨池公園から都筑中央公園へ向かう「ささぶねのみち」という緑道を散策しました。実は横浜市の所有している緑道はあまり幅がなく細長いのですが、広く感じられるのは近隣のマンションの敷地内の斜面を緑地として残していたりして、借景で広く感じられるように工夫しているようです。とくに緑道は谷に作られてまわりは斜面なので、パっと緑が目に入る工夫がされていました。

そして、人口池から流れる水を川のせせらぎが聞こえるように段差をあえて作って流していたり、心休まる公園でした。

散歩コースの途中に鴨池公園ログハウスもありました。読書ができる静かなコーナー、鬼ごっこやかくれんぼができる展望台や地下迷路、幼児遊具(積み木、マット、幼児滑り台など)が楽しめます。今回は前を通っただけですが、お子さんと遊びに行ってみてください。おススメですよ!(横浜市内のログハウスはコチラから。)

次に移動して昼食には「ロクマル食堂」で都筑の野菜たっぷりのお弁当で新鮮野菜を味わいました。運営しているのは「60代からは地域で働く」をテーマに活動しているNPO法人です。お手紙弁当という名前のお弁当を、一人暮らしの高齢者や産前産後のお母さん、お留守番の子どもたちへ手書きのお手紙を添えたお弁当の配達・販売を行っているようです。今回いただいたお弁当は箸袋と爪楊枝袋が折り紙で作られていて見た目もかわいく、お弁当もボリュームもあり、とっても美味しかったです。また、食事をしながら、港北ニュータウン開発の歴史を学びました。都筑区愛を感じる昼食時間でした。

そして、最後の目的地が「都筑ハーベスト」という障がい者福祉事業所が運営している農場でした。キウイフルーツをいただき、さつまいも掘りを体験し、花摘み体験と焼き芋をいただきました。また、お土産にお芋も貰い大満足です。

 

ちなみに、こちらの農園は一年中、収穫体験を実施していて、2歳以下はなんと無料!

そうそう!キウイフルーツの木の下では農園を見渡せる手づくりブランコも楽しめますよ!

横浜市の中でも農地が一番多いのも都筑区で果物や野菜の収穫体験ができる農園が他にもあるようです。また、新鮮野菜が購入できる直売所も多数あります。なかなか土に触れる機会が都会では少ないので、交通の便の良い場所にあり、収穫体験ができる都筑区は非常にありがたいですね。

今回のバスツアーを企画したのは「NPO法人 I Love つづき」さんで、地元都筑・横浜をもっとステキなまちになるための「まちづくり」をしているNPO法人です。地域の交流ができるコミュニティーカフェの運営や地域の活性化など、さまざまな「まちづくり」を行っている団体です。今後モニターツアーは1月まで何回か行き先を変えて実施されるようです。外国人向けインバウンドツアーが1月28日(土)実施予定で、こちらは募集中のようです。その他の日程は既に予約がいっぱいのようですが、キャンセルが出ることもあるので、ご興味のある方はお問い合わせくださいとのことです。

今後、モニターではなく正規のバスツアーとなって、多くの人が都筑の魅力を知ることになるのでは⁉と期待しています。また、先人の知恵が詰まった歩車分離された道路や緑豊かで買い物にも困らない環境の、子育て世代や高齢者に暮らしやすいこの街に、家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

(担当:R.S.)

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港北ニュータウン開発の歴史

港北ニュータウン事業とは1965年に発表された「横浜市六大事業」の一つとして発表されました。計画的な開発に伴って街づくりが始まり、1994年に港北区と緑区の港北区、緑区の各一部地域により都筑区が誕生しました。通常、街づくりをするとき、道路を中心につくるそうですが、都筑区は里山、公園、住宅地を結ぶ全長15kmの緑道をつくり、歩車分離された自転車・歩行者道路も整備しているようです。つまり、子どもや高齢者が安全に暮らせる街づくりがされているということですね。都筑区の区民の平均年齢が43.2歳(令和2年国勢調査より)で、横浜市の中で平均年齢が一番若いようです。都筑区は市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインが東西南北に張り巡らされているので、公共交通機関が充実しているように感じます。最近では人口増加に伴ってグリーンラインが4両から6両編成に増えました。そして、都筑区は横浜市の中でも公共施設がとっても充実しているように感じます。北山田駅にある国際プール、センター北駅にある横浜市歴史博物館、都筑ふれあいの丘にある都筑プールも駅からすぐの場所にあり、子連れのお出かけ場所としてとってもおすすめです。

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