敵(災害)を知ることで対策が見えてきます。まずは、何が起こるのか、子どもといっしょに気象学や地学を通して、地震ってなんだろう?台風ってなんだろう?ということを知ることから始めてみてください。災害の起こるメカニズムを知っていることで、不安を取り除くことができるかもしれません。絵本やお子さんと楽しくクイズ、ダンス・歌で覚える動画(子ども向け横浜市防災危機管理室防災学習コンテンツ)などもあるので、活用してみてくださいね。
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いざというときに自分の身を自分で守れるように、とっさの行動を子どもといっしょに確認しておきましょう。だんごむしのポーズ、机の下に逃げる、安全な部屋に移動するなど、普段からおうちの中で繰り返し繰り返し練習しておくことで、身につきます。
大きな揺れの最中は身動きがとれません。家族が増えて、家具などは増えていませんか?今一度、棚の耐震グッズなどを見直してみてください。ポイントは「落ちない・倒れない・移動しない」です。
情報番組などで最近はよく耳にしますが、慣れない避難場所・避難所や地域防災拠点へお子さんを連れて行くことはかえってストレスとなる場合もあります。もし自宅が生活が可能な場所であるのならばおうちで過ごすことが安心かもしれません。なので、家具の固定をしたり、数日間自宅で過ごせるような備蓄の準備など対策をしたり、すでにされてる方は今の生活に合っているかいま一度見直しをしてみてください。お子さんに手伝ってもらい家具の固定をしたり、防災バッグの中身を考えてみるのもおすすめです。お子さんの防災力にもつながります!
実際に地震・津波・浸水・土砂災害・液状化・火事など起こってしまったあとに移動先を調べるゆとりはありません。家族が普段過ごしている場所を中心に、どんな危険が潜んでいるかハザードマップを見てみましょう。避難場所・避難所や地域防災拠点の場所、建物の安全性など、実際に目でみて確認しておくと安心です。家族と離れ離れになってしまったときに、やみくもに動くのではなく、安全な待ち合わせ場所を決めておきましょう。また車を使う場合には、混雑が予想されるので注意が必要です。裏道も調べておきましょう。
台風や大雨の水害等、これから起こるかもしれない災害に対し、一人ひとりの家族構成や地域環境に合わせて、あらかじめ時系列で整理した自分自身の避難行動計画ができるマイ・タイムライン(避難行動計画)も便利ですよ。
インターネットをうまく活用して信頼できる情報源を見つけておきましょう。「NHKニュース・防災」「ヤフー防災速報」などのアプリを事前にダウンロードをすることや、SNSで気象庁や国土交通省、住んでいる自治体の公式アカウントを普段からフォローしておくこともおすすめです。
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