明けましておめでとうございます。今年も「楽しもう!ヨコソダテ♪」コーナーをよろしくお願いします。
年末年始もあっという間に過ぎ、忙しい日常が戻ってきましたね。乳児期は赤ちゃんのことで手一杯で睡眠もなかなか確保できず大変ではありますが、年齢があがるごとに時間的に少しずつゆとりがでてきます。そんななかでできたスキマ時間に買い物を楽しんだり、ドラマをいっきに見たり、出産前に好きだった趣味を再開したり・新たに始めたり、あるいはお子さんと一緒に何かを始めたり!色々と妄想が膨らみますね(^^
今回の「楽しもう!ヨコソダテ♪」では親子で楽しむ実益も兼ねた資格試験勉強の紹介です。小学生のお子さんを持つスタッフが小学生くらいになったら遊び感覚で親子でチャレンジできそうなものを調べてみました。
ステイホームが続いたため、ここ最近は資格試験受験者が増えたそうです。資格試験と言っても、種類が豊富。大きく分けて「国家資格」「公的資格」「民間資格」と分けられます。資格取得が目的ではなく、その勉強過程がとっても役に経つので、結果を伴わなくても勉強はしてみるのは意義があると個人的に思っています。
しかし年齢にそぐわない勉強は子どもらしい時間を少なくしてしまうため、悪いイメージですが、遊びの延長として本人がやる気になるのであれば、親としては応援したくなりますよね。また、子どもだけに勉強させるのではなく、親も一緒になって勉強することで、親子のコミュニケーションを深めるツールにもなります。そこで、親子で勉強するのにオススメな資格をいくつか紹介したいと思います。
オススメ① 日本漢字能力検定(漢検)
公的資格の一種です。漢字の正しい書き方や読み方、意味などの知識など幅広い知識や教養を認定する極めて人気の高い資格です。10級で小学一年生修了程度のレベルです。昨今は先取勉強する子どもも多いため、未就学児でも受験者が多いです。親子で同じ10級の勉強をするのも良いですし、親はもっと上位級にチャレンジするために、同じ時間を過ごすのも良いですね。個人受験の場合は年に3回実施しています(CBTを除く)。
日本漢字能力検定(漢検)のリンクはこちらから
オススメ② 実用英語技能検定(英検)
公的資格の一種で文部科学省認定の高い認知度と社会的評価の高い英語検定です。親世代の人生最初の取得資格はこの資格の人も多いはず?5級でおよそ中学初級程度とされています。日本語もまだの子どもに英語も?と思う方もいるかもしれませんが、小さい頃の方が耳で聞いた音を恥ずかしがらずに素直に口に出すことが出来るので、一般的には外国語は早いうちに勉強することで発音は良くなると考えられています。英語の勉強が遊びの延長で学んでいる子どもも多いので英検もチャレンジする人が最近は多いようです。
個人受験の場合は年に3回実施しています(英検S-CBTを除く)。
実用英語技能検定(英検)のリンクはこちらから
オススメ③ アマチュア無線技士
比較的取得しやすい国家資格です。個人の趣味として人気が高い無線操作を行える資格。級によって扱える周波数、空中線電力、電波の種類が異なります。最近では高性能なドローンを扱う為に取得する方が多いです。災害時に無線が利用されることがあるので、町内会内でも資格を取得して更に無線局を開局される人は重宝されます。4級で中学生レベルと言われていますが、4級試験は問題集からほぼそのまま出題されるので、勉強しやすいです。試験を受けず、講習会受講で取得も出来ますが、一日中講習を受ける集中力が必要なので、講習会は小さな子には難しいかもしれません。
アマチュア無線技士のリンクはこちらから
以上が親子で同じ勉強をするのにオススメな資格でした。
(くれぐれも、遊び感覚で子どもが興味を持ってくれたら、というのがポイントです)
もし子どもがまだ小さい場合で勉強までは難しい場合、または育休時などに、親が取得するのもいいなと思う資格も紹介しますね。
オススメ④ 保育士試験
国家資格です。受験資格が必要ではありますが、子育ての知識がそのまま役に立ったり、これからの子育てに役立つ勉強が出来ます。筆記試験(9科目)実技試験(2科目)の合格が必要ですが、合格した科目はその年を含めて3年間有効です。特別に神奈川県はここ数年、地域限定保育士試験(正式名称:国家戦略特別区域限定保育士。合格者は3年間は神奈川県内のみで保育士として働け、4年以降は全国でも働くことが出来る)も実施しており、実技試験の代わりに講習会受講で合格となるので、神奈川県在住の方には受験しやすいと言えます。全国試験は年に2回、神奈川県地域限定保育士試験は更に1回なので、神奈川県受験者は年3回チャレンジできます。また、地域限定保育士試験の筆記試験科目合格は全国試験にも適用されるので、門戸が広くなっています。
保育士試験のリンクはこちらから
オススメ⑤ ITパスポート
国家資格です。職業人が共通に備えるべき情報技術の基礎知識を測るための新試験。企業活動や経営戦略に関する知識について出題される「ストラテジ系」、情報システムの開発や管理について出題される「マネジメント系」、コンピュータやネットワークに関する知識を問う「テクノロジ系」の3分野から出題されます。子どもが少し大きくなった時にIT知識がないと親として導くことが難しい世の中になったので、知識としてプログラミングやコンピュータの知識を身に着けるのに最適な資格かと思います。
ITパスポートのリンクはこちらから
いかがでしょうか?今回民間資格をオススメとしなかったのは、民間資格は種類が更に豊富すぎて単純に網羅できていなかったからです。
また、講師などの資格を子育て層に取得させることそのものがビジネスになっていて、本当に取得後に役に立つのか疑問な資格も残念ながらあります。その見極めをすることも大事かと思います。
もしオススメの民間資格があったら是非教えてください♪
また私自身、新卒で入った会社が資格学校だったため、資格取得には抵抗はありませんが、資格取得を絶対とするつもりは全くありません。学生時代は時間はあったのに勉強する気がなかったのですが、子育て中にやる気が出来たのに時間が無いことに、もどかしさを感じていました。子どもと一緒にいる遊びの時間を一緒に資格勉強時間にしたり、子どもを早く寝かせて自分の勉強時間に当てるのは時間を有効に利用できるので子育て中にはオススメと思って紹介しました。
資格以外でも親子で一緒にチャレンジする時間を持つことそのものがとても大事だなと思っています。
(担当:R.S.)