立春も過ぎ、日差しはあたたかくなってきたものの、まだまだ寒い2月。親子で絵本を楽しむのにぴったりな季節ですよね。
「楽しもう!ヨコソダテ♪」コーナーは、色々な年代の子どもを育てているスタッフが担当しています。
今日はそんな私たちおすすめの絵本をご紹介をします。
◆「だいすき ぎゅっぎゅっ」(フィリス・ゲイシャイトー、ミム・グリーン 文 デイヴィッド・ウォーカー 絵 福本友美子 訳/岩崎書店)
寝る前に読んであげようと思って、本屋さんでたまたま買った1冊です。
うさぎが1日を過ごすストーリーの中でお母さんとハグするお話です。最後は寝る前にたくさんハグして寝るのですがそのフレーズがでるたびに子どもも一緒にぎゅーとしながら読んでいます!
◆「しろくまちゃんのほっとけーき」(わかやまけん 作/こぐま社)
まだいっしょに料理はできないけれど、ママが使う調理器具に興味がわいてきた一歳十ヶ月の我が子。絵本をめくりながら、ボールからこぼれた粉を拭いてみたり、焼ける香りをくんくんと嗅いでみたり。実際にお手伝いしてくれる日がくるのを楽しみにしながら、読んでいます。
◆「きんぎょがにげた」(五味太郎 作/福音館書店)
一歳十ヶ月のわが子が、何度も何度も、繰り返しきんぎょを探しては、大喜びしています。
ときどき、いちごやビスケットを見つけて「おいしい!」と言ったり、「くつ」「ひこーき」など覚えたての言葉を発しながら指差ししたり、カラフルで味のある絵を気に入っているようです。
◆「100万回生きたねこ」(佐野洋子 文・絵/講談社)
有名なお話ですが、何度読んでも良いお話です。死や生について触れますが、なぜねこが最後に生まれ変わらなかったのか、ということを子どもたちと考える機会になるような気がします。
◆「ねこガム」(きむらよしお 作/福音館書店)
二年くらい前に幼稚園の読み聞かせの本を探していた時に店員さんにすすめられた本です。文字が少なく、擬音語が多いです。大人が読むと、?な部分が多いのですが、子どもたちは、大爆笑していました。大人と子どもたちの笑いのツボが違うのかもしれません。
◆「くだもの」(平山和子 作/福音館書店)
これも長く読まれていますが、絵が本物のようにキレイで美味しそう。子どもが、くだものの名前を覚えました。おなじようなシリーズで「おにぎり」や「サンドイッチ」も好きです。
◆「よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ」(シェリー・ダスキー・リンカー作 トム・リヒテンヘルド絵福本友美子 訳/ひさかたチャイルド)
2〜5歳くらいにオススメです。
夜の駅に到着した機関車に、いろんな動物が荷物を積み込みます。
オモチャやボール、アイスなど、子どもが好きなものが色々。
乗りものだとテンション上がりそうですが、最後はゆったりとした気持ちで終わるので、寝る前の読み聞かせにぴったりです。
◆「ものぐさトミー」( ペーン・デュボア 作・絵 松岡 享子 訳/岩波書店)
40年以上前の本なんですが、色々進化した電化製品で生活している現代にぴったりなお話だと思います。ちょっと大きな子向けですが、子どもにも大人にもウケるお話です。
◆「ピピとキキのもちつきぺったん」(きしら まゆこ 作・絵 / フレーベル館)
お餅つきペッタン・ペッタンとつく様子やお餅とお腹がぷくーっと膨れたり、楽しい仕掛け本になっています。読み聞かせに大ウケ間違いなし!
お正月だけではなく、お月見シーズンなどなど、日本の文化を伝えるのにもピッタリな1冊です。
◆どうぶつはやくちあいうえお(きしだえりこ 作・片山健 絵 / のら書店)
カルタのように1文字ずつに絵と文がついてる小さな絵本。思わず口ずさみたくなるようなフレーズとユニークな絵で、あいうえおを覚えだした頃に子どもたちが夢中になりました。文庫本サイズなのでいつもおでかけに持ち歩いてボロボロになるまで使いこみました。いまだにふとフレーズが口をついてでてきますよ♪