乳腺炎トラブル

10月に入りお子さんとのお出かけには良い季節になりましたね。一方で季節の変わり目で体に不調を感じる方もいるかもしれません。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と言いますが、これらを通じ心身ともにバランスをとりながら過ごしたいものですね。今月の「楽しもう!ヨコソダテ♪」は『乳腺炎トラブル』です。コロナ渦で二人目を出産したスタッフ自身が乳腺炎になり、病院を探している時、自宅訪問してくれる訪問助産師さんを知り、母乳トラブルの他に育児のことも相談ができ、心強く感じたそうです。その体験談をお届けします。

授乳中に突然の乳腺炎に困ったことはありませんか?乳腺炎にも種類はありますが授乳期間中ならいつでも起こる可能性があり、乳房の熱感、痛み、腫れ、風邪のような全身の不調(発熱や倦怠感(だるさ)が現れます。
私には 2 人の子どもがいます。1 人目の時、急性化膿性乳腺炎に 3 回なりました。その時はまず子どもを産んだ病院に相談しましたが、「産婦人科で先生に診てもらい、そこから治療が必要であれば助産師に診てもらえます」と悠長なことを言われてしまい、別な病院を探しても、すぐ診てもらえるけどとても病院が遠かったり、「母乳外来で予約してから来てください」と言われたり…高熱で子どもと一緒に移動するのが本当に辛かった記憶があります。
2 人目をコロナ禍で出産し、乳腺炎にまたなってしまいました。高熱の中 2 人連れて病院へ行く自信はありませんでした。なんとかすぐに診てもらえるところを探していると、訪問してくれる助産師さんがいることを知りました。個人で開業されている助産師さんの電話番号が書いてあり、そこへ電話してみると空いた時間に訪問してくれるとのこと。桜木町だったので自力で行くには遠かったけど、訪問してもらって、自宅で助産師さんのマッサージを受け、育児の相談もでき、とても助かりました

私は以下のようなサイトを参考にしました。

神奈川県助産師会 | 助産師マップ-横浜地区

横浜市内の助産師一覧 | 横浜市助産師会

また横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)では 、授乳方法や 乳房手当、乳房トラブルケアなども行っていますので、それを利用するという選択肢もあります。(ただし、事前の申請が必要です)

もう一つ、母乳育児にこれを食べると母乳が詰まるなどと聞いたり言われたりしたことはありませんか?
実は、母乳は血液を材料に乳腺体から作られるため、特定の食物が乳腺を詰まらせるという説に医学的根拠はないそうです。(私も祖母に餅を食べると母乳が詰まると言われていたのでびっくり!)日本助産師学会の「乳腺炎ケアガイドライン2020」によると、乳腺炎を引き起こす誘因として、「乳頭の損傷や乳管閉塞」「赤ちゃんがうまく吸えない」「間隔があく」などの他、「母親のストレスや疲労」があげられています。産後、育児に気を取られ自分への時間が減る事や、体が疲れていてつい食事をおろそかにしてしまうことがあるかと思います。ですが、母乳が詰まるかもしれないという不安で食事制限をしてストレスを感じるより、全体としてバランスの良い食事をする方が自分自身の心身の健康を守り、育児も頑張れると思いますよ。

(スタッフK)

母乳育児をしているしないに関わらず、子育てをしていると自分自身のことは後回しになりがちなことも。必要に応じて病院(歯医者等)に行ったり、外食をしたり、美容院や趣味など自分時間を楽しんでリフレッシュ!体のメンテナンスや心のケアもして、ご自身も元気に過ごしてくださいね(*^-^*)
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