2019年生まれの長女が2歳のころ、2022年春の幼稚園入園に向けて準備を始めました。当時、自宅から歩いて行ける距離にある幼稚園と、バスで通うことになるけれど、自分自身が幼児期に通っていた実家近くの幼稚園と、どちらに応募するか迷っていました。そこで、通いやすいかや子どもの性格に合っているかなど判断するために、2ヶ所のプレ保育に通いながら、様子をみることにしました。
どちらの園でも、プレ保育を行っていることを、ホームページで知っていたので、対象になる年度の募集のお知らせが掲載されるまで、ホームページや園門の前にある掲示板を頻繁にチェックしました。わたしが通わせたいと思っていた幼稚園は、3~4月に説明会への参加と登録受付があり、5月以降に1回目の教室、それから10月の入園希望の募集や11月の面接を経て、翌2月までというスケジュールでした。頻度はどちらも、隔週1回程度で、月によって1~2回になり、幼稚園が長期休暇になる8月はお休みでした。ちょうど、新型コロナウイルスが流行し始めた時期と重なっており、クラスを二つに分け、参加人数と開催日数を減らしているという状況だったようです。費用は、1回参加ごとに500円、その他にそれぞれ登録料とバッチ代がかかりました。
保育の内容は、担当の先生たちが毎回企画してくれているとのことで、それぞれの幼稚園の特色を感じることができました。
一方の幼稚園は、近所でも教育熱心で有名で、入園すると体操や英語などのカリキュラムが充実しています。月齢や子どもの様子に合わせたクラスがいくつか用意されており、わたしは、母子同伴で、40分のプログラムに参加しました。手遊びやパネルシアターを織り交ぜながら、先生が準備してくれた画用紙やシールなどの材料を使って制作をしたり、それを使ったゲームをしたり、短い時間の中で、手先や身体を目一杯動かす工夫がなされている印象でした。夏には、外で色水を使った水遊びや、秋には、運動会にちなんで体育館で障害物競走がありました。早生まれで2歳になったばかりだったうちの子は、先生の指示に従ってついていくのが大変そうでしたが、とても楽しそうに過ごしていました。
もう一方の幼稚園は、宗教法人が母体になっていて、入園すると宗教にちなんだ特有のイベントがあります。母子同伴で1時間半のプログラムでした。「遊びの中から学ぶ」というのをモットーに掲げていて、開始前に教室でそれぞれ好きなおもちゃで遊ぶ時間、終了後には園庭で自由に過ごす時間が設けられていました。始まりと終わりには、必ず幼稚園の歌をうたって、挨拶をするので、子どもたちの中には、すっかり歌を覚えて、挨拶が身についている子もいました。教室の内容は、親子やお友達と協力して行うダンスやゲームのようなものが多く、自然と子どもたちが交流し、和気あいあいとした雰囲気を感じられました。プログラムの一環で、近所の方がお世話しているという畑のお芋ほりを体験させてもらったのが印象に残っています。
今回ご紹介した他にも、お弁当を持参したり、みんなでおやつを食べたりするところ、完全に母子分離で預かってくれるところ、園によって、内容は本当に様々です。
2月からプレ保育の次年度募集の説明会を始める幼稚園もありますので、これから入園を控えているお子さんがいる方は、気になる園の情報を早めにチェックしてみてくださいね!前年度のスケジュールが載っていて、次の募集時期の目安がわかることもありますよ。
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(スタッフH)