地域の防災訓練に参加させてもらいました【後編】(予備記事)

今回は西区子育て支援拠点スマイル・ポートのスタッフが地域の防災訓練にお邪魔させてもらった際に気づいたこと、記事に寄せていただきました。地域によって、防災訓練の内容は変わると思います。こちらの地域は比較的多彩な防災訓練を実施しております。自分の地域の訓練との違いや、「子連れで避難する」という時のためのシミュレーションをしていただければ、と思います。先月に引き続き、今回は後編をお届けします。
前編はこちらです。

ペット防災

この日は、ペット防災として、避難所でのペット受け入れ訓練も行われていました。保土ヶ谷区内でも、ペットの受け入れができる地域防災拠点は3拠点だけだそうです。

「結構、視界が見えなくなりますね」

けむりハウスを体験できるブースもありました。
中に入った体験者からは、「結構、視界が見えなくなりますね」という驚きの声が。
普段の生活ではなかなか体験できないことだからこそ、実際に体験することで、煙の中では思うように動けないことを実感できます。

水道局による給水訓練では、災害時の給水場所の紹介や、給水を受ける際にどんな容器が向いているのかについても説明がありました。
「災害が起きたら、どこへ水をもらいに行くんだろう?」
「どんなものを持っていけばいいんだろう?」
子育て中だからこそ気になることを、実際に見て、聞いて、体験しておく。それも大切な備えの一つなのだと感じました。

「顔の見えるつながりを大事にしたい」

「防災」と聞くと、特別な知識や技術を持った人だけが関わるもののように感じることもあります。
でも、実際に地域で活動している人たちの顔が見えてくると、防災がぐっと身近に感じられます。
今回の訓練で竹田さんが地域の方へ向けた言葉で心に残ったのが、
「顔の見えるつながりを大事にしていきたい」という言葉でした。

行政と住民、防災委員、消防団、そして地域で活動する人たち。
災害が起きたときに力を合わせるためには、まず「どんな人が地域にいるのか」「どんな人が、この地域で活動しているのか」を知っていることが大切なのかもしれません。
竹田さんは今、地域の医療関係の方や調理関係の方や専門職の方などに、「もしものときは、教えてね」「できることがあったらお願いね」とお声かけをしているそうです。
一人ひとりが持っている経験や得意なことを、もしものときに地域の力として生かせるように、少しずつつながりをつくっています。

防災は「何を備えるか」だけではない

今回の訓練で感じたのは、防災は「何を備えるか」だけではないということ。
もちろん、非常食を準備したり、避難場所を確認したり、防災グッズをそろえたりすることも大切です。
しかし、災害が起きたときに、「この人に聞いてみよう」「知っている人がいるから、少し安心」と思えることも、大きな備えになるのではないでしょうか。

子どもと一緒に、地域を知ることから

防災のために、何か特別なことを始めなくても大丈夫。
ご近所さんに挨拶してみる。地域の防災訓練をのぞいてみる。
そんな日頃の小さな関わりが、いざというときの力になるのかもしれません。
竹田さんが話してくれた「顔の見えるつながり」。
スマイル・ポートでも、子育て家庭の皆さんと地域とのつながりを大切にしながら、子どもと一緒に暮らす地域の防災について考えていきたいと思います。
川島小学校地域防災拠点運営事務局の皆さま、ありがとうございました。

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