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2012.04.12ベランダ簡単ガーデニング 【育て方編】


ベランダ簡単ガーデニング「『ベビーリーフ』を育てて食べちゃお♪」【準備するもの編】の続きです。

【育て方編】
Q5:まず土をプランターのどこまで入れればいいのかよくわからないのですが・・・。
淡野さん:土はプランターの縁ぎりぎりまで入れてはいけません。8分目まで入れ、残り2割にウォータースペースと呼ばれる部分を残して、たっぷり水が入るようにします。

Q6:タネまき後、芽が出るまでは土を乾かさないようにしなければいけないというのはなぜですか?
淡野さん:タネというのは乾いた状態で休眠しています。それをまた目覚めさせるためには酸素・温度という条件の他に水が絶対に必要です。だから、芽が出るまでは、こまめにスプレーで水やりをして、土を乾かさないようにしてください。

Q7:逆に、どうして芽が出た後は「土が乾いたらプランターの縁からあふれるくらいまで株元にたっぷり」水やりをするのですか?
淡野さん:まず、土がいつまでも湿っていると、根が呼吸できなかったり、病気にかかりやすくなったりするので、それを防ぐために、土が乾いてから水やりをしましょう。
プランターの縁からあふれるくらいまでたっぷり水をやるのは、水がプランターの底から抜けるときに土の表面から中へ空気が入るので、植物の根と土の中の微生物に必要な新鮮な空気がたくさん取り込まれるようにするためです。


Q8:間引きは必要なのでしょうか?
淡野さん:えりすぐりの苗を残して生育をそろえるために必要です。
生育がそろうとその後の作業が楽になり、おいしい野菜をたくさん収穫できるようになるのですよ。なので、成長が早すぎても遅すぎても間引きの対象になります。コツは、「生育や見た目が平均的な株を残し」て「一定の間隔をあける」ことです。

Q9:プランターなどの容器を、「ベランダの床に直置きせず、すのこなどに置く」とありますが、これはなぜですか?
淡野さん:ベランダの床に直接置くと、①底からうまく水が抜けず、土が過湿になる、②ダンゴムシやナメクジなどが床を伝って侵入しやすくなる、③風通しが悪くなる、④日当たりが悪くなりやすい などの問題があるので、高さをあげてやるのです。
すのこよりもお金がかからない方法として、苗の輸送に使われる「システムトレー」を逆さにして敷き詰めるのもおすすめです。重ねる枚数で高さも調節できます。園芸店でわけてもらえますよ。

Q10 :最後の質問です。収穫後の土をまた使うことはできますか?
淡野さん:収穫が終わった土は、土の粒子の塊(団粒)が壊れ、養分も減っているので、そのままでは使えません。今後も継続して野菜を作り続けたい場合は、再生する方法があるのですが、再生に道具が要ったり、次回使うときに肥料を加えたりとちょっと手間なので、入門者で、少しだけ使うという場合は、新しい土に取り替えた方が楽かもしれません。土の処分については自治体のルールに従ってください。

淡野さん、どうもありがとうございました。
土の再生方法については、淡野さんの著書にも詳しく載っていますので、さらに極めたい人はチェックしてみてください。わたくし、ナルもまずは、タネまきから始めてみます!


【取材協力・写真提供】   
㈱サカタのタネ 淡野一郎さん
『ここまでできる!ベランダでコンテナ菜園』(家の光協会)など、ガーデニングに関するわかりやすい著書や新聞のコラムなど、執筆多数。